研究例


質的研究法を⽤いた主な研究の書籍や論⽂の紹介です。

リンクがあるものはお読みいただけます。


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わたしたちのストーリー:話す・考える・社会とつなぐためのリソース (2022)

 この本は、質的研究の成果を論文とは違う形で社会に還元できないかと考えて作成しました。日本に移住された方の15のストーリーを、学習者と支援者がともに読み進めながら、気づき・表現し、社会とのつながりを考えることができるように構成されています。留学生にも日本語教師の養成にも使うことができます。出版社のサポートサイトにて翻訳(中国語・韓国語・ベトナム語・英語)を用意しています。無料でダウンロードできますので、ぜひご利用ください。また、下記の『わたしの物語』のストーリーも一部収録しています。



わたしの物語Vol.1

質的言語教育研究を考えよう:リフレクシブに他者と自己を理解するために  (2021)

言語教育の実践者である執筆者が、それぞれの研究とその裏側を明かし、新たな概念の提唱を試みた渾身の書。初心者も経験者も質的研究の真髄を知りたいなら、この1冊。



わたしの物語Vol.1

わたしの物語Vol.1   (2013)

移住者の方の語りや移住者の方が書いたストーリーを載せています。

日本語、英語、韓国語、中国語の4ヶ国語でお読みいただけます。

ご希望の方にはお分けします。



わたしの物語Vol.2

わたしの物語Vol.2  (2017)

移住者の方の語りや移住者の方が書いたストーリーを載せています。Vol.1の続編です。

日本語、英語、韓国語、中国語、スペイン語の5ヶ国語でお読みいただけます。

ご希望の方にはお分けします。



話す・考える・社会とつなぐためのリソース  わたしたちのストーリー

話す・考える・社会とつなぐためのリソース  わたしたちのストーリー

日本へ移住された方の語りを、学習リソースとして使えるように編集したリソース集(試作版)です。

ご希望の方にはお分けします。



人によりそい、社会と対峙する日本語教育ー日本社会における移住者のエスノグラフィーから見えるものー

人によりそい、社会と対峙する日本語教育ー日本社会における移住者のエスノグラフィーから見えるものー(2013)

2編のマイクロエスノグラフィーを載せています。

お読みになりたい方は、https://surugadai.academia.edu/ManamiYagi  

また、書籍の残部もありますのでご希望の方には送料のみでお分けします。



ナラティブを生きる「わたしたちのストーリー」学習概念の転換を目指したリソース型教材

ナラティブを生きる「わたしたちのストーリー」学習概念の転換を目指したリソース型教材 『ナラティブをひらく言語教育ー理論と実践』 14章 新曜社(2021)

ナラティブをリソースにすることにより「学習の風景」を変えることを目指した教材の紹介です。

 https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b584512.html

 



個人の経験を社会・変革・未来へつなげる実践を目指してーナラティブをリソースとする教材作成の試み(共著)『言語文化教育研究』17巻 P404-423

個人の経験を社会・変革・未来へつなげる実践を目指してーナラティブをリソースとする教材作成の試み(共著)『言語文化教育研究』17巻 (2019)

「わたしの物語」(上記)など、ナラティブをリソースとする意義や実践例について書きました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/gbkkg/17/0/17_404/_article/-char/ja

*左側の画像はイメージです。論文掲載ジャーナルとは関係がありません。



「移住者の語りに見られる「経験の移動」が示唆するものーAgencyの観点から」 移動とことば 8章 くろしお出版 P171-189

移住者の語りに見られる「経験の移動」が示唆するものーAgencyの 観点から 『移動とことば』 8章 くろしお出版 (2018)

3人の移住女性のナラティブを分析し、Agencyの観点から考察しました。

https://www.9640.jp/book_view/?774



わたしの物語Vol.1

質的研究の認識論ー言葉を使う人間とその世界を理解するために

『日本語教育のための質的研究入門』2章 ココ出版(2015)

質的研究の認識論について書きました。研究の妥当性を高めるためのチェックリストも載せました。

 

https://cocopb.com/books/978-4-904595-68-8/



「ナラティブとの融合が示すエスノグラフィーの展開」 日本語教育 162号 P50-65

ナラティブとの融合が示すエスノグラフィーの展開『日本語教育』 162号 (2015)

エスノグラフィーとナラティブの融合という質的研究の発展について考えてみました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihongokyoiku/162/0/162_50/_article/-char/ja/

*左側の画像はイメージです。論文掲載ジャーナルとは関係がありません。



多言語使用と感情という視点からみる,ある「誤用」―定住外国人の エスノグラフィーから 『リテラシーズ』(2007)

移住者の「いとこ」という表現を感情という観点から分析し、表現とは何かについて考察しました。

http://literacies.9640.jp/vol03.html

*左側の画像はイメージです。論文掲載ジャーナルとは関係がありません。



「日本語学習者の日本社会におけるネットワークの形成とアイデンティティの構築」質的心理学研究3巻1号P157-172

日本語学習者の日本社会におけるネットワークの形成とアイデンティティの構築 『質的心理学研究』3巻1号 (2003)

移住された方のマイクロエスノグラフィーです。アイデンティティの構築に焦点をあてています。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaqp/3/1/3_157/_article/-char/ja/

*左側の画像はイメージです。論文掲載ジャーナルとは関係がありません。